2018/03/29
木のぬくもり×技術×照明
こんにちは!インテリアコーディネーターの西村です。先日、香川県の栗林公園に行ってきました☆掬月亭という、数奇屋風書院造りの歴史ある建物の中に入ってみました!
景色を切り取ったような、建物と庭との調和が素晴らしく、とても感動しました!!特徴的なのが和紙貼の天井と、茶室。広縁、格天井、竿縁天井、床の間。昔の職人さんの技術を堪能しました。歴史を感じさせる建物の中にいるという感覚はとても贅沢な時間でした★
さて、現代の職人さんですが、無垢のレッドシダーを天井に貼ってもらったり、玄関に貼ってもらったりしています。一枚一枚、木目や濃淡が違うので、どのように貼っていくか、センスが光ります!
同じレッドシダーでも、こうも色が違って、職人さんの塩梅で貼っていくので、もし、全く同じものを造ろうと思っても、絶対できないですよね!完全にお施主様オリジナルですね!
そして、その美しい板貼りをさらに引き立てるのが照明です。
間接照明で柔らかく照らし出された木板。昼と夜で表情も変わりますし、天井にバウンドして降りてきた光の中にいる居心地は、その人にしか味わえない、なんとも言えない癒し空間になります!
昔の大工さん、引き継がれた技術、現代の技術、そして照明の効果。なんだか色々な事を繋げて考えてしまいました(^^)