2024/09/05
【令和6年度】住宅補助金を使ってお得に家づくり
岡山県(岡山市・倉敷市・総社市・津山市・美作市)で
おしゃれで高性能を叶えるデザイン注文住宅なら新築からリフォーム・リノベーションもベルホーム
今回は話題の「子育てエコホーム支援事業」についてお話させていただきます。
制度の概要
エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯※による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、
住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的としている国土交通省の支援事業です。
※リフォームに関しては、子どもの有無や年齢に関わらず適用される条件が設けられています。
対象者
子育て世帯:18歳未満の子を有する世帯若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが39歳以下の世帯
補助金額
補助金額は住宅の性能により異なります。
①長期優良住宅 100万円/戸
長期優良住宅
長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられている住宅で、所管行政庁(都道府県、市町村等)にて認定を受けた
もの(2022年10月1日以降に所管行政庁に認定申請をしたもの又は登録住宅性能評価機関に「長期使用構造等の確認」申請を
したもの(変更認定は除く))
②ZEH住宅 (強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量▲20%に
適合するもの) 80万円/戸
強化外皮基準に適合し、再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量が
削減される性能を有するもの(ZEH、Nearly ZEH、ZEH Ready又はZEH Orientedに加え、令和4年10月1日以降に認定申請をした
認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅はこれに該当します。)
申請期限
予算上限に達するまで(遅くとも令和6年11月30日まで)
2024年8月28日現在、予算の45%を消化している状況です。
令和5年度の「こどもエコすまい」は7月に増額があったものの、9月28日という早期に補助金制度が終了しています。
「子育てエコホーム支援事業」を活用して建築を検討されている方は早めにご相談されることをおすすめします。
国土交通省のHPに最新の予算達成率が見れますので是非参考にしてください。
支援事業の性能値について
『HHSRS』(英国保健省)の寒さに関する評価によると、
人が健康でいられる温度は21℃前後で、16℃以下になると深刻な健康リスクが高まり、10℃で高齢者に低体温症が現れる温度だと発表しております。
更に室温を18℃以上に保てない賃貸住宅には改修・閉鎖・解体命令が出される事もあるそうです。
このように先進国では法律で室温が定まられている事が多いのですが、実のところ、日本にはそのような法整備はまだまだです。
また、断熱性能を示す数値が「U A値」なのですが、この数値は家に全く隙間が無いという仮定で算出された理論値であり、実際に全く隙間がない家など存在しないので、この数値は実際には変わってきます。
なるべく数値通りの断熱性能を得ようとした場合、気密性を高めるしかありません。
要はいかに隙間の少ない家をするのかが重要となります。
気密性は「気密測定」をすることで「C値」という値で数値化することができます。「断熱性能」「気密性能」のこの2点はセットで高める必要があるのです。
あくまで補助金を受けるための基準値は、今の日本の低すぎる水準を押し上げるための補助金であり、補助金を受けられる程度の数値では、快適さやエアコンによる電気代の削減もほとんど得られない住まいとなってしまいます。
以上の事から、今回の「子育てエコホーム支援事業」の補助金は、「家を建てるきっかけ」にはなりますが、「家を選ぶ判断材料」にはできませんので、お気を付けください。
子供エコホーム支援事業について詳しく知りたい方は国土交通省のHPを御覧ください
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