2022/05/12
【知らないと損】高気密高断熱住宅のメリットとデメリットを徹底解説|住んでみて分かる5つのこと
岡山県(岡山市・倉敷市・総社市・津山市・美作市)で
おしゃれで高性能を叶えるデザイン注文住宅ならベルホーム
高気密高断熱の家って良いことばかりでデメリットはないの?メンテナンスって具体的に何?など
住宅会社の営業マンでは答えにくいことなどについてご説明させていただこうと思います。
■高気密高断熱住宅のメリットとデメリット
高気密高断熱住宅のリアルな住心地
まず、住んでいる私が率直に思う感想ですが、超快適です。
夏は涼しく、冬は暖かい。とにかく快適です!
これが当たり前になり冬場の寝間着の厚手スウェットを処分し、Tシャツを着て室内で過ごして、ふいに外に出た際に温度差にびっくりすることが度々あります。
これはよく高気密高断熱を謳っているハウスメーカーや工務店のキャッチコピーで耳にしたことがあるかと思います。
が、実際に住んでみて実感する高性能であるが故のデメリットもあります。
高気密がゆえ窓が重たい
我が家は掃き出し窓に業界用語で25622(W2600×H2230)と言われる大型の掃き出し窓を設けているため、余計だと思いますが家と庭を出入りする際、
頻繁に開けていますが気密性が高いため、めちゃくちゃ重いです。
少しだけ開くとビュー!と外気を取り込もうとする空気の音が聞こえてきます。
ただこれについてはデメリットだけではなく、子供が小さい内は勝手に外へ出れないので安全対策としての機能を果たしてくれています。
また勢いよく締まらないので指詰め防止としても役に立っています。
どうしても重たいなと感じられる方は換気風量設定を下げていただくか、レンジフード換気扇をOFFにしていただく。などで少し軽くなるかと思います。
室内の音が反響する
これは聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますがやはり、ある程度響きます。
間取りやプランによって一概には言えませんが吹き抜けなどの開放的な空間はそう感じやすいかと思います。
個人的には高い音(小型犬の鳴き声や子供の遊び声など)が響く感じがします。
ただ、生活の中で家族であってもプライベート空間が必要ですし、書斎など籠れる部屋などの要望を建築家へ伝え、間取りの検討や防音対策などが可能です!
逆にメリットの要素としては外から中の音が聞こえにくい、中から外へ音が聞こえにくいという点もあります。
これは家事をしながら音楽を聴く方や、夜大きな音で映画を見たい方などは住宅地等の密集・隣接している周辺の方へ迷惑をかけないのでとてもいいです!
※全く聞こえないわけではありませんので、周辺環境へ配慮お願いします。
夜、雨や風の音が気になる方も音が軽減されているのでぐっすり眠れます。
換気システム(澄家)
ベル・ホームでは24時間換気システム【澄家】を採用しております。
第一種換気に分類され、建物へ空気を取り込む給気、建物内の空気を排出する排気、この2つの流れを機械で制御しています。
※全館空調とは異なります。
この澄家はエアコンから発生した冷気・暖気を含んだ室温を回収しながら空気を常に新鮮なものへ入れ替えてくれています。
それだけではなく取り込む空気中に含まれる花粉やPM2.5を除去してくれる効果もあります。
私も実際花粉症がひどいのですが、家の中は症状が治まり快適に過ごすことができています。
メリットだらけのこの澄家、デメリットが少しだけあります。
それはこの性能を継続する為にメンテナンスが必要なことです!
外気を取り込む屋外給気口には有害物質をブロックするフィルターが付いており月日が経つことにブロックした汚れが付着していきます。
周辺環境によって汚れの程度が違いますが目安として90日に1回お掃除をして下さい。
詳細は弊社YOUTUBEチャンネル【24時間換気システム 屋外給気口メンテナンス】をご覧ください。
アフターメンテナンスを担当している課長の松本が動画で分かりやすく説明させていただいております。
内部では各居室の床に付いている排気口フィルターをお掃除していただく必要があります。
これは部屋の使用頻度によってタイミングが違う場合がありますが、21日(3週間)が目安となっていますので結構早いスパンです。
普段バタバタ過ごしていると割とすぐ掃除の時期が来てしまい、面倒だな~と思うこともありますが、快適に過ごすためには必要なことですので頑張りましょう!
室内の湿度について
高気密高断熱のお家は室温ばかり注目されがちですが実は湿度も普通の住宅と異なり、やや乾燥気味になります。
デメリットに聞こえますが実はこれメリットでもあるんです。
脱衣室(家事室・洗濯室)で室内干しをしても翌朝にはカラッと乾いており、屋外で洗濯を干さなくても大丈夫なんです。
洗濯物は乾くし干した衣類で加湿効果も生まれます。
常に洗濯を干すわけではないので乾燥が苦手な方は寝室やリビングなどに加湿器を置いてもいいかもしれませんね。
逆に梅雨時期は除湿器を回さなくてもいい湿度が保てるので過ごしやすいですね。
高気密高断熱住宅で見るべきポイントについてはコチラ⇩
本日お話させていただいたことは感じ方が様々ですので、実際に住んでいる私以外の方はまた違った意見があるかと思います。
展示場では実際の生活ができないので体感は難しいとは思いますが、
ベル・ホームでは実際に住まれているオーナー様にアンバサダーとして住み心地やお家づくりの感想をお聞かせいただける機会もありますので、ぜひご参加ください。
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