2022/04/06
【エアコン一台で快適】高気密高断熱住宅をつくるための重要ポイント|電気代も大幅削減?
岡山県で建築家とおしゃれで高性能な注文住宅を建てるならBELLE HOME(ベル・ホーム)にお任せください!
こんにちは!ベル・ホームで現場監督(施工管理)をしています。重田です!
冬って寒いですね!私は現場監督になってから冬がさらに苦手になりました!
ベル・ホームは岡山県で夏は涼しく、冬は暖かい1年中快適に住まえる高気密・高断熱の家づくりを行う工務店です。
私は入社してから約1年新築住宅の工事現場で現場監督(施工管理)としてベル・ホームの家づくりを実際に一番近いところで見てきました。
そんな中で感じた、いかに高気密・高断熱が重要で、現場の職人さんたちの丁寧なお仕事の賜物でお施主様の快適なお家づくりを支えているのかを今回お話したいと思います。
■エアコン一台で快適に暮らせる高気密高断熱住宅のつくり方
・住宅における気密性の重要性
私は、アパートを借りていてペットのウサギと暮らしているのですが、ウサギの温度調整のために自分の部屋は冬の間ずっと暖房をつけっぱなしにしていました。
しかし、足元付近は冷たく、窓付近からは冷気が入ってきていて窓付近にベッドがある私は寒くて寒くて仕方なかったです…
皆さんは暖房をつけていても窓付近は寒かったり、足元が冷たいなどといった経験はありませんか?
実はこれって、高気密・高断熱ではない一般的な家だと当たり前のことで特に木造の住宅については窓や柱や梁のちょっとした隙間から冷気が流入して足元に溜まってしまいます!
足元が冷えると体全体が寒く感じてますよね。
冬でも暖かい部屋で過ごすためには断熱性が大事!と性能の良い断熱材を使えばいいという訳ではなく、冷たい空気が入ってしまうとどれだけ断熱性が良くても寒く感じる部屋になってしまいます…
では、冬でも暖かく過ごすことができる住まいとはどういったものでしょうか?
結論から言うと断熱性を保ちながら、気密性を良くすると冬場に困ることなく生活することができてしまいます!
例えばですが、クーラーボックスの構造は、中に断熱材を入れており、蓋部分にはパッキンをかまして外からの空気を遮断することによって中の保冷剤などを元に飲み物などを冷やし続けることができます!
クーラーボックスの断熱性能についても大切ではありますが、実はパッキンが特に大切なのです!
夏場のとても暑いときに氷をいれたクーラーボックスをきっちりロックさせるのとロックせず蓋が完全に締め切っていない状況とでは氷の溶け具合は全然違いますよね!
これは、締め切っていないちょっとした隙間から熱い空気が入ってきて周囲温度と同じ温度にするために冷気を熱してしまいます!
もちろんクーラーボックスの中に暖かいものと熱源が有れば冬場でも夏場と同じ現象が起きます。
こう考えると気密性とか密閉性というのはとても大切に思いますね!
もし、普段住んでいる家がクーラーボックスのように断熱性があって、気密性、密閉性があったら夏も冬も過ごしやすくなると思いませんか?
家づくりでよく耳にする、高気密・高断熱住宅というのはこのことで、
気密性・断熱性の良い住宅ほど夏は涼しく、冬は暖かく、1年中快適に暮らすことが出来るお家なんです!
・気密性の確保するためには?
では、気密性とはどうすれば確保することができるのでしょうか?
空気は、ちょっとした隙間からでも入ってきます。
特に考えられる部分は窓の隙間や柱と梁などの継ぎ目からも空気が入ってきます。
その隙間を潰すことによって気密性の良い空間を作ることができます。
気密性の指標として、「C値」という指標があります!
C値とは、対象の建物の大きさに対する隙間のことをいい、C値が小さい程隙間のない気密性能が良い住宅となります。
基準としては、0.5をきることで気密性の良い住宅であると言えます。
ベル・ホームでは、C値0.2以下を目標しており、新築住宅1棟1棟必ずC値を測定しています!
私たち現場監督と大工さんは、上棟の時から柱と梁の継手や金物の隙間をすべて潰す現場努力で気密性を保つ努力をしています!
C値の良い住宅は完成前であっても真冬に建物の中に入ると全く違います!
エアコンがない状態でも室温が下がりきらないのが実感できます!
また気密性を一定以上保つことができると、住宅内全体の気温を一様に保つことができますので部屋ごとの寒暖差もなくなりエアコン1台でも家全体を温めることができてしまいます!
現代ではヒートショックでの死亡率も上昇していますので家全体の室温を一定に保つことができると心配もありませんね!
ヒートショックとは?
「急激な温度変化で身体がダメージを受けること」を指します。
大きな気温の変化によって血圧が急激に上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックと呼びます。
具体的には、冬場における浴槽でのヒートショックが代表的です。
日本ではヒートショックで亡くなる人が交通事故で亡くなる人の約4.9倍と言われています。
省エネ住宅の補助金制度についてはこちらで解説しています。
■まとめ
今回は、気密性についてご紹介しましたがベル・ホームの家づくりへの努力はこれだけではありません!
ベル・ホームでは、定期的に「後悔しないための賢い家づくり勉強会」を開催しています。
ベル・ホームの目指すべき住宅や住宅づくりのコツなど詳しく説明させて頂きますのでお家づくりをはじめられたばかりの方は是非お越しください!
お家づくりを進める上で大切なポイントや基準が身につきますので今後のお家づくりがスムーズにすすむこと間違いなしですよ!