2024/10/02
二世帯住宅のメリット・デメリット 間取りと費用について解説
岡山県(岡山市・倉敷市・総社市・津山市・美作市)で
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最近検討される方が多い「二世帯住宅」
ベル・ホームでも年間で何棟か建築しており、問い合わせも度々あります。
本日は二世帯住宅の間取りの種類や、メリット・デメリット、費用面などについてお伝えしていきます。
二世帯住宅とは
二世帯住宅とは、親世帯と子世帯がひとつ屋根の下で暮らす住まいのことを言います。
最近は少子高齢化による介護の問題や、共働き夫婦の増加など、時代の変化とともに二世帯住宅の需要が高まっています。
また、コロナの影響によりリモートワークが普及したことで地元に戻られ、家族との時間を確保するなど、生活スタイル、住まい方を変えられる方が増えています。
そういった点から二世帯住宅への意識が高まっています。
二世帯住宅のメリット
まず、二世帯住宅の良い点としては、家事や子育て、ご両親の介護など、互いに助け合える点が最も大きいでしょう。
何かあった時にすぐに手伝える存在が身近に居ることは共働き世帯が増えている現代ではかなり求められていることです。
また、食事や掃除など家事の面でも協力することで、お互いの負担が減ることや、世帯間でコミュニケーションが取れる点では良好な関係性を築くことにも繋がります。
更に、二世帯住宅にすることで経済的な援助も可能になります。
最近では20代など若い内から家を検討される方が多くいらっしゃいます。子世帯だけでは家を建てるのが難しい場合もあり、その際に親世帯の協力で建てることが可能になります。
世帯で別々に家を構えるよりも土地購入費用や毎月の電気代なども、助け合うことでトータルコストを抑えることが可能となります。
もっと言うと、旅行中の空き巣被害や火災なども別世帯が居ることで安心できますよね。
また、高齢者となると病気の際もすぐに気づけるなど、そういった利点もあります。
二世帯住宅の種類について
二世帯住宅と言っても実は色々なパターンがあり、間取りは大きく分けて3つに分かれます。
①完全共有型
→居室以外のLDKや水廻りなど、全てを共有する間取り
②一部共有型
→玄関など一部を共有する間取り
②完全分離型
→玄関、LDK、水廻り、居室をそれぞれの世帯で分けた間取り
二世帯住宅のデメリット
これら3つそれぞれにメリットもあれば、デメリットもあるのでその点をお伝えいたします。
まず、「完全共有型」
こちらは設備や各部屋を共有するため、全てが一つで済む点から建築コストが抑えられます。これは完全共有型の最大のメリットです。
ただ、デメリットとしてはそれぞれの世帯が常に顔を合わせることとなるため、両世帯の関係性や生活スタイルの違いなどでストレスとなる可能性があるかもしれません。
次に、「一部共有型」
こちらは一部の設備を共有するため建築コストを抑えつつもプライバシーは程よく確保できるためその点がメリットとなります。
デメリットとしては、共有する部分があるためそれぞれのプライバシーが損なわれストレスを感じてしまう可能性がある点や、その他にも将来的に親世帯やお子様が巣立った後、ご夫婦のみとなった際に大きな家を持て余してしまう可能性が出てきます。
そして、「完全分離型」
こちらはそれぞれの世帯が独立する形のため、両世帯でプライバシーは確保できますし、将来的に親世帯が居なくなった際、建物の一部を賃貸として活用するなども可能になります。
ただ、玄関やLDK、水廻りなどの設備も全てが2つ必要となるため、建築コストはどうしても高額になります。
更に毎月の光熱費なども別々になるということは生活費も高くなってしまうため、こちらもデメリットになってきます。
これらの間取りはご家族様の生活スタイルや世帯の距離間に合わせて変わってくるため、どの間取りが良いかはそれぞれの家庭環境に合わせてベストな間取りを選ぶべきでしょう。
二世帯住宅の費用について
「完全共有型」・・・・2700万~
「一部共有型」・・・・3000万~
「完全分離型」・・・・3600万~
※金額は建物価格となっており、あくまで目安です。
先程もお伝えしましたが、完全共有型に関しては設備など全て一つで済むため、その点から最も建築コストが抑えられます。
逆に、完全分離型となると、設備や各居室など全て2つ必要となるため建築コストは最も高額になります。
両世帯の生活リズムが似ていて、家事分担やコミュニケーションが取れているようなご家庭には費用も抑えられる「完全共有型」がおすすめです。
逆に、両世帯で生活スタイルが異なるご家庭や、それぞれに来客が多いなどの状況であれば、両世帯のプライバシーがしっかりと確保できる「完全分離型」をおすすめします。
以上、二世帯住宅の特徴と3つの種類、費用についてお伝えさせていただきました。
費用相場に関しては建物サイズや仕様によっても大きく異なるため、理想の二世帯住宅や予算についてなど、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
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