お家づくりにかかるトータルコスト（総工事費）

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家づくりコラム

2024/09/27

岡山県（岡山市・倉敷市・総社市・津山市・美作市）で

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皆さん、お家づくりにかかる総工事費（総額）について知っていますか？

実は、土地や建物以外にも様々な項目の費用が掛かります。
そして、お家づくりは何もお金がかかるだけではありません。
今しか使えない「補助金」があるのをご存知ですか？

今日は、実際にかかる総工事費についてと、補助金を活用した賢いトータルコストの考え方についてご説明します！

意外と知らない!?お家づくりにかかる4つの費用

お家づくりにかかる費用は全部で４つの項目に分かれています。
住宅会社により呼称は変わりますが、この４項目を足した合計が、総工事費、いわゆる総額になります。

住宅会社ではこの総額に対して、自己資金をいくら充て、住宅ローンはいくら借りて毎月の返済がいくらになるかをまとめた資金計画を作成し、お客様へご提案させていただいております。

では、実際にどのような項目があるのか見ていきましょう。

土地代金、および土地購入にかかる費用

まずは土地です。
先程お伝えした通り、土地代金を支払って終わりではありません。
土地の持ち主（売主）との間に購入を斡旋してくれる業者がいれば、その業者に対して仲介手数料を支払わなければなりません。
また、分譲地であれば敷地内まで水道や下水を引き込んだ際の費用を、各区画で割り振って負担金として支払うこととなります。

【土地にかかる主な諸費用】

・仲介手数料

・水道負担金

・固定資産税分担金　など

建物本体工事

次に建物です。
前述している通り、住宅会社では「建物本体工事」と呼ぶことが多いです。
これは簡単に言うと建物の基礎から屋根までにかかる工事費用です。

外壁材や、屋根材、フローリングや建具と呼ばれる扉やサッシ。
キッチンや洗面など水廻りもこのなかに含まれます。
これは分かりやすいですね！

建物の付帯工事

実はこの項目が意外と費用がかかります。
それは、選んだ土地によって費用が変わってくる項目があるためです。
特に大きく変わるのが「地盤補強工事」です。
岡山市はもともとほとんどが海で昔は「吉備の穴海」と呼ばれていました。
そのため、市全体的に軟弱地盤となっており、場所によって費用がかかる場合があります。

また、下水道の通っていないエリアでは合併浄化槽の設置も必要となってきます。

浄化槽か下水かは土地の物件資料に記載されています。

【建物にかかる主な付帯工事】

・屋外給排水工事

・地盤補強工事

・合併浄化槽設置費用（下水道の場合は不要）

・照明器具設置、カーテン設置費用

・外構工事　など

その他諸費用

この項目は、上記1～3のように不動産会社や住宅会社ではなく、銀行や司法書士、保険会社に支払う費用のことを言います。
その他諸費用のなかで、費用が変わってくるのが「融資手数料」です。
銀行に支払う融資手数料は、“定額型”と“定率型”の2つがあります。
“定額型”は借入融資額に関係なく、銀行で決められた費用（一般的に多いのが55,000円ほど）を支払うのに対し、“定率型”は借入融資額に対し、銀行で決められた利率（一般的に多いのが2.2%ほど）を掛けた額を支払うこととなっています。

“定額型”のメリットは費用が“定率型”に比べ、かからないため、初期費用を抑えることが出来ます。
一方で“定率型”は“定額型”に比べ費用は掛かりますが、金利優遇を受けられ、毎月の支払いを抑えられるメリットがあります。

【主な諸費用】

・融資手数料、つなぎ融資手数料　→　銀行

・登記費用（土地・建物）　　　　→　司法書士

・火災保険料　　　　　　　　　　→　損害保険会社

・印紙代　など

ここまでご説明した４つの項目すべてを足した総額が、実際にかかる総工事費（総額）になります。