2024/09/17
高性能住宅とは?基準や補助金について解説
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皆様は「高性能住宅」という言葉は聞かれたことがありますでしょうか?
お家を建てられた方や現在お家づくりを検討されている方、検討されていない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は「高性能住宅」についてお話をさせていただきます。
高性能住宅とは?
住宅については現在「高性能住宅」と呼ばれるお家が増えています。それには理由があります。
先ほどお伝えしたカーボンニュートラルへの取り組みもありますが、体感としては高性能住宅の一番のメリットは快適性と思われる方が多いのではないでしょうか。
高性能住宅とは断熱性・気密性・耐震性・省エネ性など、快適に暮らすために必要な性能が揃っている住宅です。
高性能なお家に住めばお家の性能が良いことから、基本的には冬は暖かく、夏は涼しいお家になります。極力エアコンやストーブ、扇風機など使わなくても一年通して室内温度が快適になります。
そのため光熱費にも大きく影響があります。
近年では電気代、ガス代の高騰で光熱費が高くなったと感じられる方も多いと思います。
そのため月々の光熱費の支払いも安くなります。
誰もが高性能住宅の話を聞くと「私も高性能住宅が良い!」となり、住宅会社を見に行くとどの会社も営業担当者から「うちは高性能住宅ですよ」と言われます。
ではここで質問ですが、現在どの住宅会社で建てても高性能住宅なのでしょうか?
答えは違います。
高性能住宅は「〇〇や△△という基準値をクリアした場合のみ、高性能住宅として認められる」といったような明確な基準・定義はありません。
つまり高性能住宅ですと言ってしまえば高性能住宅になってしまいます。
一方、高性能住宅と似た言葉に「ゼロエネルギー住宅(ZEH)」「長期優良住宅」がありますが、これらは明確な定義が存在します。
基準があれば高性能住宅かどうか見分けが出来ますが、実際はできないのが現状です。
そのため会社選びでは住宅会社の営業マンに言われたことだけを信じるのではなく、会社選びで必要なお家の性能は自分達で見極める目が必要になります。
また高性能住宅は使用する断熱材の商材などによってもお家の性能は変わりますが、それを施工する技術力も必要になります。
そのため今まで高性能な住宅を建てたことがない会社が明日から高性能住宅を建てようとなっても基本的には難しいです。
高性能住宅でないと国からの補助金はもらえない
高性能なお家を建てることは断熱性が良い商材やメンテナンスの少ない商材を使用するため当然ですが比較的イニシャルコストは高くなります。
しかしお家は今後一生住む場所として考える場合であればトータル的なコストを重視する方が断然お得です。
例えば性能が良い家と性能が悪い家があったとして、性能が良い家の方が光熱費が毎月1万円安ければ、単純計算で年間12万円お得になり、40年経てば480万円も安くなります。
このようにイニシャルコストだけではなくトータルコストで検討しなければ本当にお得かどうかは分かりません。
お家は一生に一度の高い買い物になりますし、ローンの支払いや光熱費は毎月支払うお金になりますのでトータル支払う金額がどれくらいになるか考えることは非常に重要です。
また、どうせ家を建てるならお得に建てたいと思われる方も多いかと思います。
現在の補助金の制度を上手く活用して補助金を受給される方も増えています。
補助金が貰えるなら思い切って家づくりを検討しよう!と考える方もいらっしゃるくらいです。
今年度2024年の補助金の制度は国土交通省の事業で「子育てエコホーム支援事業」という新築またはリフォームに対して補助金が支給される事業です。
子育てエコホーム支援事業は、エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年のカーボンニュートラルの実現を図る事業です。(国土交通省HP抜粋)
補助金の制度では建てるお家の性能によって金額が変わります。
長期優良住宅の住宅かZEH水準の住宅で補助金の金額が変わり、長期優良住宅は100万円、ZEH水準であれば80万円になります。
補助金の該当条件はありますが、自分の住宅がどちらになるか事前に建てる会社に確認をした方が間違いありません。
条件を見れば分かりますが、国の方針としてもよりお家の性能が高い方に多くの補助金を支給する制度になっています。
今お家を検討されている方やこれから検討しようと思われている方には事前に知っておくべきお家の性能やコスト、補助金などについてお伝えさせていただきました。
建てた後に後悔する方も多いので、そうならないように事前に必要な知識を取り込み、確認しながら進めることで後悔するリスクが下がり、楽しいお家づくりに繋がることになります。
まとめ
住宅を取り巻く状況は常に変化しています。
以前は貰えた補助金も年度が変わると内容も金額も変更になることは多々あります。
最新の住宅補助金はもちろん、住宅ローン控除制度など注文住宅の資金のご相談など、お気軽にお近くのベルホームのモデルハウス、スタジオまでお越しください。
住宅のプロがお家づくりの最新情報をお伝えいたします。
岡山県(岡山市・倉敷市・総社市・津山市・美作市)で新築・注文住宅・リフォーム・リノベーションをお考えの方は、地域密着のベルホームにご相談ください!