2023/02/17
注文住宅の住宅会社選びは工事現場を見ないと後悔する!?
岡山県(岡山市・倉敷市・総社市・津山市・美作市)で
おしゃれで高性能を叶えるデザイン注文住宅ならベルホーム
今回はお家づくり一緒に進める住宅会社を選ぶポイントについて現場監督の目線から解説します。
住宅会社選びで重視するポイントあれこれ
突然ですが、皆さんが住宅会社選びで重要視するポイントはなんですか?
憧れのアイランドキッチンがいいな~。
広い土間収納が欲しいな。
おしゃれな雰囲気でリーズナブルな価格で家を建てたいな。
など思いつくだけでも価格、性能、デザイン、耐震性、ブランド力、地域密着型の老舗工務店etc…様々な選ぶ基準があって難しいですよね。
住宅会社を手当たり次第検索して口コミサイトの評判がいいところやTVCMでよく聞くメーカーなど安心感がありますよね。
それぞれの住宅会社での強みやこだわり、設計思想などを凄腕営業マンから教えてもらい信頼し、一生に一度の大きな決断をし、お家作りをスタート!
あれ?
いざ工事が始まってから違和感の連続。現場が汚い、道路が汚れている。
差入れに行っても強面の職人さんは挨拶もしてくれない。
担当監督からは工事の進捗連絡もない、近所の方からは騒音や粉塵・ごみの飛散でクレームを受ける始末。
不安な部分を相談したいが信頼していた凄腕営業マンは契約後からまともに取り合ってくれない。
完成したお家は理想通りのものだが、工事中のクレームが原因でご近所付き合いはぎくしゃく。
アフター対応に至っては現場監督・営業マンは知らんふり。
なんてことを耳にしたことがあります。
当然、家づくりは服の買い物のように試着することはできません。
ではどのような部分で判断し、失敗しない家作りをすることができるのでしょうか。
建築現場を観察することが大切
それは家をつくる過程や、つくり手の思いが詰まっている【建築現場】を見ることです。
あまりピンとくる答えではなかったと思います。
どこの住宅会社でも表面的にはとてもよく見えます。
対応の素晴らしい会社、綺麗なモデルハウス、宣伝広告。
どの会社も非の打ちどころの無い印象です。
しかしながら、実際裏側の本質を見極めることができるのは工事現場での風景です。
お客様の大切な家を住宅会社が現場でどのように扱っているかを見れば、
その会社のお客様に対する姿勢がわかります。現場は嘘をつけません。
では、どういったポイントを見ればいいのでしょうか?
専門的な言葉も一部出てきて分かりにくい部分もあるかと思いますがご容赦ください。
まず現場の総指揮官である現場監督は基本的な管理すべきこと4つをお伝えします。
解説する4点は基本中の基本です。
ただ実際この基本が守られていない住宅会社が世の中にはたくさんあります。
では、この4つの中でも実際目に見て判断できる基準のご説明をさせていただきます。
1.安全管理 何よりも安全が優先されます
こちらの事項については建設業だけでなくすべての仕事で最優先されていることです。
実は建設業での事故は様々な業種の中でも上位を占めており、中には重症・死亡災害に直結することもあります。
でも、そんなもの起こってみないとわからないじゃないか。
と思われがちですがそうではありません。
いかに事故を未然に防ぐ措置が取られているか、不安全な行動を起こさないかが重要視されます。
具体例でいくと工事現場の敷地は【仮囲い】がきちんと張られていますか?
こちらは現場から第三者の立ち入りを抑制するだけではなく、現場から資材が風で飛ばされて通行人にぶつからないようにするためのものでもあります。
これがない会社は仮囲い設置費を浮かしている気でいますが見えない危険を呼び寄せているのと同じです。
もう一点の重要ポイントは【外部足場】です。
上棟後の現場を見てみてください。
速やかに足場シートは張られていますか?これも転落を防止する意味や塗装剤が近隣へ飛散しないためのものでもあります。
こういった工事が完成してからでは見えない【仮設工事】をケチる会社は安全に対しての意識が低いです。
念願のマイホームを事故物件にされたくないですよね。
完成後に見えない部分にまでしっかり力を入れている会社を選んでください。
2.品質管理 構造的な欠陥がなく、仕上がり面もきれいに納める
品質とは壁クロスが綺麗に貼れているか、塗装にムラはないか。
など完成後に見ることができる部分もありますが、品質の現場でのチェックポイントは工程検査です。
専門的な知識があるわけでもなく、気づいたら構造部や隠蔽部をみることなく、なんの報告もなく進んでいっている。
という会社ばかりですが、検査が終わるごとに検査結果の共有や、写真や現場立会検査を嫌がらない会社を選んでください。
品質のいい会社は各工程検査実施後の内容報告は必須で、構造検査後の気密・断熱工事施工後の検査はお客様立会の元行います。
つくっている過程の、ましてや一発勝負の検査に立会していただくには自信と施工力が必要となります。
しっかり施工できていることを確認していただいた上で次の工程に進んでいくことで、お客様に安心して工事を任せていただくことができるのです。
3.工程管理 天候や工程を把握し円滑に予定通り発注・業者手配をする
工程とは工事着手日から完成するまでの手順のことです。
よく聞く話として通りがかってみると現場が連絡無しに工事着手していた。
上棟してから3か月も経つのに何も工事が進んでいない、完成がいつになるのかわからない。などのトラブル談を聞かれたことがあると思います。
工程管理はすべての管理に影響を与える重要なもので計画的に職人さんを手配し、期限を設け、
検査を行い次工程へ進めるために必要で、いつ完成するかわからないなどもっての他です。
きちんした工程管理ができる会社は標準工程を設け、着工時には完成予定を提示し、週末ごとの工程連絡をします。
この連絡では、先ほど品質の項目でもあった検査実施報告と、作業内容の報告と翌週の計画報告をします。
また、完成した部分の出来栄えを報告し、お客様からその段階で気になることなどをお聞きするようにすれば、
些細な不安など即時にご相談していただける機会を作ることができるのです。
4.原価管理 お客様からお預かりした大事なお金
こちらについてはお客様からお預かりしているご予算を適正に管理することで見積価格を少しでも安く抑えることができます。
現場とは関係ない?と思われているかもしれませんが、現場でお客様の予算から調達した資材を乱雑に扱っていないか。
山のように材料が余ってゴミになっていないか。と言った面を現場で確認していただくことができます。
私自身、現場監督経験のある中で最重要視するポイントは上記4点と+αでマナーと気遣いだと思っております。
お客様に満足していただくことは当然ですが、そこに住まう近隣住民の方との関係性なども大きく関わってきます。
工事着手前の近隣挨拶や上棟時には騒々しい作業が発生すること、
気持ちよく現場の前を通行していただくために道路の清掃、ゴミ等の飛散防止対策などはもとより、
通りがかった近所の方への挨拶など、監督だけでなく工事に関わる全ての人間がそういった心遣いができる教育をしていっています。
クレームに対して即座に対応することも大切ですが、クレームそのものを起こさないことを重要視しており、
実際にご近所さんより塀の修繕依頼をいただいたり、「いつもきれいな現場ですね」
と声を掛けてくださったり、住んでからはお施主様へ工事の人にはいつもよくしてもらったと言ってもらえたなどお施主様だけでなく近隣の方にもご満足いただける現場運営をしている。
そんな住宅会社を選んで後悔のない家づくりをしていただければと思います。
ベルホームの家づくりポリシー
ベルホームでは上記内容について改善案を出し、いかにお客様の満足度を高めていけるか試行錯誤しながら業務に取り組んでいます。
現場を見て判断する。
とは言ってもいきなり他人の家づくりを覗きにいくわけにはいきませんよね。
その場合は気になっている会社の担当営業へ現場を見せてください。
とお願いしてみてください。そこで渋るような住宅会社は裏側まできちんとできていないことがほとんどです。
べるホームでは担当営業に言ってくださっても、通りがかりに声を掛けてくださってもお断りすることはありません。それだけ自信があります。
まだまだ語りつくせませんが、皆様のいい住宅会社選びの参考になればと思います。
岡山県(岡山市・倉敷市・総社市・津山市・美作市)で新築・注文住宅・リフォーム・リノベーションをお考えの方は、地域密着のベルホームにご相談ください!