2022/07/04
【後悔続出!】平屋と2階建てどっちがいい?特徴やメリット・デメリットを踏まえた選び方
今回は階段のある2階建てと比較しながら、平屋の特徴についてお話させていただきます。
■平屋の特徴~メリット~
市街地ではあまり見かけない平屋ですが、比較的敷地の広い郊外では平屋が増えてきているのではないでしょうか?
インスタグラムを何気なく見ていても平屋をトピックスにした投稿をよく見かけます。
これまで担当させていただいた物件でも、ここの土地は広いなと思ったら基本的に平屋のプランになることが多いです。
では、どんな特徴があって平屋という選択肢を選ばれるのでしょうか?
【メリット1】「階段」がない暮らしになる→家事の負担軽減
「2階建て」と比較すると平屋の一番大きな特徴は、「階段がないこと」です。
階段がないことで、2階建てと間取りは大きく変わり、生活も全く違うものになります。
生活動線の中に階段がないため、階段の上り下りの必要がなくなります。
例えば、2階にバルコニーがあるお家で洗濯物を干しに上がったり、掃除をするために掃除機を2階に運んだり、といった2階建てのお家で考えられる家事の負担が軽減されます。
また、家事の負担軽減だけでなく、生活のストレスも軽減されます。
2階建てのお家でトイレを1カ所にしか設けなかった場合、2階にいてトイレに行きたいなあと思ったら階段を降りていかなければいけませんが、平屋だとその必要もなくなります。
家事はもちろん生活の中に階段がないことで、生活の負担が大きく軽減されます。
老後、階段をのぼることがきつくなり、2階が使わない空間になってしまうという事態も避けられます。
【メリット2】「階段スペース」を有効活用できる
2階建てに必要になる階段ですが、ホールなども含めると基本的に帖2坪~3坪のスペースが必要になります。
同じ延床面積30坪の平屋と2階建てを比較すると、2階建ての30坪のうち2坪~3坪分が階段のスペースになります。
平屋では別の空間に使えると考えれば、その分収納が増えたり、LDKが広くなったりと有効に活用出来るようになります。
同じ部屋数・広さを確保しようと思えば2階だと30坪かかるところ、平屋は27坪~28坪程度に抑えることが出来ます。
【メリット3】コミュニケーションが取りやすい
1階に生活スペースが収まることから、自然と家族の会話が増え、コミュニケーションが活発になるのも平屋の特徴です。
また、1階にすべての居室がつながっているため家族の気配を感じやすくなり、安心感があります。
【メリット4】開口部が広く設けられ、風通しのいい家に
2階建てのお家に比べ、窓を大きく設けられたり、設置できる箇所も多くできたりと開口部を広くすることが可能になります。風通しのいいLDKは理想的です。
【メリット5】LDKの天井をデザインしやすい
2階建てのお家の多くが1階にLDKがあります。
この場合、基本的に上に2階がのっているため、簡単に天井を高くしたり、勾配天井にしたり、することが出来ません。
平屋には2階がないので自由にデザインすることが出来ます。
勾配天井にして、梁を見せたり、勾配天井で上がった先に高窓を設けたりと可能性が広がりLDKの空間を考えるだけでワクワクしてきます。
【メリット6】外観がカッコイイ!カワイイ!
カッコイイ・カワイイというのは人の感性によるので一概には言えませんが、切妻屋根のお家だったり、片流れ屋根の大きな庇のダイナミックなお家だったり、いづれにしても、平屋のほうがカッコイイ!カワイイ!と感じやすい気がします。
お出かけをした時に外を眺めていてかっこよくて目に留まりやすいのは平屋のお家が多い気がします。(私の好みかもしれませんが笑)
ここまで平屋の特徴(メリット)をお話してきましたが、もちろん平屋にも気を付ける点やデメリットはあります。
■平屋の特徴~デメリット~
【デメリット1】周辺環境に左右されやすい
平屋は2階建てに比べて高さが低いため、周囲に2階建てや高い建物が建ってしまうと、日当たりや、風通しが悪くなってしまうことなどが想定されます。
広い敷地であれば、配置計画を工夫するなどで対処できますが、2階建てに比べてより周辺環境には気を付けなければいけません。
【デメリット2】広い土地が必要
広い土地があって建物を2階建てor平屋を選択するのであれば、問題ないですが、平屋を建てるために土地を探すとなると、広い土地を探す必要があり、土地の価格も高くなるでしょう。
【デメリット3】プライベートを確保するためには工夫が必要
開放感があって、全体を見渡すことが出来る「平屋」はプライバシーの確保が困難と言えます。
お家の外に対しては日当たりなどを考慮して大きな窓を設けると、外から見られやすいという問題も発生します。
間取りを計画する際、そのような視線を遮るような工夫、プライベートな空間などの配慮が必要になります。
【デメリット4】防犯面で不安
全ての生活空間が1階になることで、防犯対策は必須です。
マンションやアパートの低層階に不安があるのと同じで「平屋」も注意して下さい。
セキュリティシステムやセンサーライトなど防犯対策も検討をしていかなければなりません。
■平屋と2階建てどっちがいい?
2階建てのお家と比較し、平屋についてお話してきましたが、生活スタイル・考え方によって、お客様にとってのNo.1は変わってきます。
お客様にとって2階建てのお家がベストなのか、平屋のお家がベストなのか、住んでからの生活を想像しながら、メリットデメリットを考慮して慎重に検討していただきたいです。
ご家族にとってNo.1のお家づくりを実現しますように!
平屋のメリット・デメリットについてはこちらもご覧ください⇩
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