2022/06/24
リフォーム・リノベーション/築年数の目安|全面改装の必要性
岡山県(岡山市・倉敷市・総社市・津山市・美作市)で
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今回は、リフォーム会社選びで確認してほしい事についてお話しします。
■増加するリフォームトラブル
リフォームをしようという方々が年々増加傾向にあります。
それと同時にリフォームのトラブルも増加しています。
・中古住宅を購入してリフォームしたが、入居後に排水管からの漏水が生じた。
・追加費用を請求されて予算オーバー。
・仕上がりが希望どおりじゃない。
・リフォーム後、不具合に対応してくれない。
などのトラブルを起こさないために、リフォームの種類を正しく理解してリフォーム会社を選択しなければなりません。
■世の中に多数あるリフォーム工事
いざリフォームをしようと言った時に、お風呂、トイレ、洗面台が古くなったから、ボイラーが故障したから直そう、外壁が汚くなったから。
また、毎日奥様が立つキッチンが古くなったから、壁紙を変えたいから、故障したから仕方なく変えざるを得ない、といった見た目をきれいにしようという工事に意識がいきがちだと思います。
最近は太陽光の設置も流れの中で多いです。
・水回り(お風呂、トイレ、洗面台)?
・キッチン?
・増改築?
・外壁工事?
・太陽光発電の設置?
ただ、見えないところにも大事な部分があります。
見えない部分に、本当に手を加えないといけない事があったり、手を加えることが健康と密接に結びついていたりします。
また、今後何年も生活するのであれば今は困っていない個所でも同時に補修してしまったほうがよかったりすることがあります。
まず工事をする前にやらなければいけないことのきちんとした優先順位をつけるべきだと思います。
■リフォームをしている会社
・ハウスメーカー
自社で建築した物件のメンテナンスがメイン。
・リフォーム専門店
もともとの業者分野が得意。トータルリフォーム提案も行うが個々の会社次第。
・専業工事事業会社(住宅設備・水道・塗装など)
基本的には関連する分野のリフォームに特化。
・家電量販店・家具店・デパート
物販販売を中心としたリフォーム提案。実物を見てセレクトできる。
・地場の工務店
住宅全体を総合的に扱っているため、トータルリフォーム提案が可能。
※リフォーム工事を依頼するのなら建設業の許可を持っている会社かどうか確認しましょう。
そもそも総合的なご提案ができるには、少なくとも建設業の許可を持っていることが前提です。法律的にも500万以上の工事に関して建設業の許可が必要です。
■リフォーム工事の優先順位について
リフォームの目的も家族構成の変化、設備の老朽化、健康、安全に配慮するなど様々です。
リフォームを成功に導くには優先順位を決めることが重要です。
時間が経過すると建物は劣化し、さらに時代に合わせた今の新築住宅の基準に合わせた住宅性能が必要になります。
メンテナンスをしながら、住まいの性能を上げるのが本質的なリフォームです。
既存住宅で困っていることは?とアンケートを取ると
1位 窓の結露がひどい
2位 家の中が寒い
3位 収納が少ない
などが、調査結果としてよく見られます。
実際にリフォームしているところは?
1位 お風呂・洗面所・トイレ
2位 キッチン回り
3位 収納・インテリア
この結果からわかることは、求めているリフォームと、実際にリフォームした内容に差が出ています。
なぜか。
リフォームの種類を知らずに一言でリフォームとくくってしまっているため、求めているものと、違った工事に進んでしまっている場合が多くなっています。
下記のように区分けすることが出来れます。
(メンテナンス)
営繕・修繕工事→不具合があり困っている方
設備の改修 →設備を新しくしたい人
(リフォーム)
間取りの改修 →世帯構成が変わった方
建物の延命工事→工事後20年以上住みたい方
住生活の改善 →住環境を改善したい方
その中でも上2つはメンテナンス、下はリフォームとなっています。
本来的なリフォームという言葉からすれば上2つは当てはまりません。
メンテナンスしかできない会社もリフォーム会社と呼ばれています。
本当はリフォームをしたいのにメンテナンスしかできない会社に相談すると
「そんなにお金かける必要ありますか?」と言われて、皆さんも「確かにそうだな」となり、本当に困っている部分が解決できず、メンテナンスした後でなにか不満が残ります。
だから、リフォームに入る前にどのような暮らし方を望むかをしっかりと理解する必要があります。
その結果、メンテナンスだけで十分なのか、リフォームをしたいのかわかれてくると思います。
まずはその線引きから考えられるといいと思います。
■リフォームが必要になる築年数の目安
築5年
小さな部分の破損、汚れが目立ってくる。
(例)クロスの貼り替え、瓦の点検、外壁の部分的清掃、等
築10年
キッチン、トイレ、浴室など水回り設備の故障、不調。
(例)水回りの全体的な補修、外壁の補修、等
築15年
土台や給排水など目に見えない部分に破損が出てくる。
(例)雨樋の補修、基礎の亀裂補修、床の全面的な補修、等
築20年
家全体の耐用年数、家族構成の変化により、増改築が必要。
(例)建具入替、間取りも含めた全面改装、等
■まとめ
最後に、リフォーム会社選びで確認してほしい事は、
1 建設業の許可を持っているのか
2 調査する担当者が建築士の免許を取得しているのか
メンテナンスをメインとしてするのなら良いのですが、住宅は時が経てば必ず劣化していきます。
耐震、断熱そして補修方法などきちんとした調査のもと進めていく事をおすすめします。
断熱リフォームについてはコチラで解説しています⇩
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