2022/06/20
新築戸建てに24時間換気は必要ない?法律で全ての住宅へ設置が義務化
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梅雨で室内の空気環境もじっとりしていると思いますので、今回はおうちの換気について考えてみようと思います。
■梅雨のジメジメと換気
梅雨の時期は湿度が高くなり、屋外にいても室内にいてもジメジメした空気を不快に感じることが多くなります。
衛生面でも湿気が原因でカビやダニが発生しやすくなるなど注意が必要です。
お風呂やキッチンなどの水回り・窓等に結露が発生し、カビの原因になってしまうこともあります。カビはダニのエサになるので、梅雨の時期に湿気対策を行いカビを防止することは、ダニ対策の観点でも有効です!
湿度は、室内をまめに換気することで下げられます。窓やドアを2カ所以上開けて空気の通り道を作りましょう。
押入れやシンク下などの普段空気が停滞している場所も扉を開けて換気すると良いです。
また雨の日は、外よりも室内の方が湿度が高くなっている場合があります。湿気が中に入ってこないように換気をしない方が多いと思いますが、雨の日でも換気するようにしましょう。
■換気の補助アイテム
換気を補助してくれる便利なアイテムにシーリングファンとサーキュレーターがあります。
シーリングファンは、大きな羽を回して部屋の空気を循環させることで、天井と足元の室温を一定にしてくれます。そのことで、冷暖房効率をUPさせることができます。
特に吹抜けのある家の場合、あたたかい空気が上の方で溜ってしまうのを防げるので効果的です。
羽を逆回転させて気流の方向を変えられるので、夏・冬で切替えて使用できます。
また最近は多くのメーカーから多種多様なデザインの商品が出ているので、インテリアとしても活躍するでしょう。
サーキュレーターは、直線的に遠くまで届く風を起こして、室内空気を循環させる家電製品です。よく混同されるものに扇風機がありますが、扇風機は人が涼をとれるように、広範囲に幅広く届く風を起こすもので、換気には不向きです。
開けた窓の前にサーキュレーターを設置することで、効率よく換気をすることができます。
サーキュレーターの向きを壁や天井に向けて空気を撹拌し、室温のムラをなくすこともできます。
夏はサーキュレーターをエアコンの真下に設置してエアコンに背を向けるようにして使用することで、下部にたまった冷たい空気を循環させることができます。
一方、冬はサーキュレーターを天井に向けて使用し、上部にたまった暖かい空気を循環させると良いでしょう。
最近ではサーキュレーター機能がついている扇風機も多く出ているので、買い替えの際に検討してみてはいかがでしょうか?
■24時間換気は必要ない?法律で設置が義務化
現在、すべての住宅に24時間換気システムを導入することが義務化されています。住宅が高気密・高断熱化したことで、シックハウス症候群が問題になり、2003年に建築基準法が改正されました。
ベル・ホームでは「澄家」という24時間換気システムを採用しています。外壁に1箇所給気口が付き、フィルターを通過して綺麗になった新鮮空気を室内に取り込みます。
このフィルターは花粉やPM2.5を98%以上取り除いてくれます。更に、24時間換気の排気口は一般的に壁や天井に付いているものが多いのですが、澄家は床面についており、ほこりや花粉を巻き上げずに除去できるので、大人よりも低い位置で呼吸するお子様のハウスダスト対策にも有効です。
もちろん定期的なメンテナンスが必要ですが、室内の空気環境は空気清浄機を常時付けているくらい綺麗に保たれます。
メンテナンス参考
床下にも空気を循環させているので、床下の湿気を排出し風通しが確保されることで白アリ対策にもなり、住宅の長寿命化に繋がります。
また熱交換機能もありますので、例えば冬場であれば給気で冷たい空気が入ってくるところを、排気の温かい空気と熱交換をしてあたたかい空気として室内に取り込みことができます。
24時間換気は気密性が高い方が効率良く換気されます。全棟気密測定を実施しているほど気密性能に自信のあるベル・ホームでは24時間換気が効率的に働きますのでご安心下さい。
弊社のモデルハウスも24時間換気「澄家」を使用しておりますので、是非1度体感しにお越し下さい!
澄家についてはコチラで解説しています⇩
梅雨の時期は洗濯物も乾きにくく、外で子供を遊ばせることもできず、気分がどんよりしますね。
より過ごしやすい室内環境にするために是非参考にしてみてください☺
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