2022/05/19
【3.75畳はあり?】子供部屋の間仕切りはない方が良いのか。将来後悔しない間取り計画
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ベルホームに住宅購入の相談に来られる方の多くが、これからお子様を計画される、あるいはお子様がいらっしゃる方です。
打合せの中で子供部屋のとり方について悩まれる方も多いです。ご夫婦それぞれが育った環境によっても意見や考え方が分かれます。
それゆえ、子供部屋の取り方に正解はありませんがオススメのとり方をご紹介します。
■子供部屋の間仕切りはない方がいい?
子供部屋の大きさについて一般に、ベッドと勉強机を置いて最低限必要な大きさは3.75畳と言われています。
この数字を聞いて、
「そもそも自分の部屋なんて無かったし、プライベートな部屋があるだけ嬉しい」
「自分は6畳の部屋で育ったし、子供にも6畳の部屋を用意してあげたい」
など、ご意見色々だと思います。
仮にお子様2人と想定し、3.75畳+3.75畳で7.5畳だとします。
この場合、子供部屋は寝る時と勉強する時に使う部屋という位置付けで、その他の時間は家族とリビングで過ごすことが多くなるようです。
子供が部屋にこもってしまうことなく、家族のコミュニケーションが多くなるので、最近たくさん支持されている広さです。
間仕切り壁については、2つの部屋を最初から仕切らず、子供が大きくなって必要な時期が来てから作る家が圧倒的に多いです。
また、壁まで作らなくても、家具でゆるく仕切る方法もあります。
新築当時は将来間仕切り壁を作るつもりだったが、子供同士が同性で仲良しだから間仕切り壁はいらなかった、というお話も聞きます。
ちびまるこちゃんの子供部屋をイメージして頂けると分かりやすいかもしれません。
また、お子様2人を計画していても1人しかできなかった場合、最初から間仕切らないことで広い1部屋として使えます。
3.75畳+3.75畳で計画しておけば、将来お子様が独立してお孫さんを連れて泊まりに来ることになっても、後から間仕切った壁は構造上重要な間仕切り壁にはならないので、問題無く取り払って7.5畳の大きな1部屋として使えます。
新築時に最初から間仕切ってその壁が耐力壁だった場合、後から取り払うことはできません。
住宅を計画する段階で、お子様が既に大きく間仕切り壁が欲しいと思っている場合を除いて、
間仕切り壁を最初から設けないことは可変性が生まれ、将来の家族の形が変わった時の融通が利くという点でオススメです。
↓ 可変性を持たせた将来仕切ることを想定して左右対称に設計された子供部屋プラン(問屋町モデルハウス)
■時間で考える
子供が実家で暮らす期間はおおよそ20年くらいとすると、独立後の夫婦2人だけの年数の方が長いことになります。
さらに子供がある程度成長して自分の部屋を使うようになる年齢から独立するまでの期間となると、10年ちょっとの場合も多いと思います。
また子供は昼間、学校や部活動・習い事に行って部屋を使っていない時間が長いです。
私の実家の場合、子供が独立した後の2つの子供部屋は物置状態になっていて、行き場を失った使う予定の無い家具や雑貨で溢れています。
子供を連れて両親に会いに行っても、子供部屋には踏み入ることなくリビングでくつろいでいます。
子供部屋の広さをリビングに回しておけば、家の中で両親が孫と気兼ね無くボール遊びもできたと思います。
子供部屋が広いに越したことはありませんが、限られた予算の中で、家族が長い時間を過ごす部屋の広さを優先することは理に適っています。
■まとめ
私が過ごした子供部屋はTV線の付いた6畳でした。
学校が休みの日は外で遊び、夕食後は子供部屋で過ごすことが多かったです。
最近はYouTubeばかりでTVを見ない子も多いのですが・・・。
子供とコミュニケーションをとる時間を重要視したい方はあえて子供部屋をコンパクトにする方法は効果的だと思います。
また、リビングを通らず玄関すぐそばにある階段を上がって子供部屋に行けたので、親が知らない間に友達を招き入れていたこともよくありました。
今自分が親の立場になってみて、知らない間に子供の友達が家に上がり込んでいることを想像すると少し気になります。
リビングを通る動線にすれば必ず顔が見えて安心ですが、リビングがちらかっていたら毎回急いで片付けなければいけないデメリットもあります。
子供部屋は広さだけでなく、子供部屋の位置も家族の考え方や生活スタイルを考慮して検討するのが良いでしょう。
ベル・ホームの打合せは、今のご家族の生活を踏まえて、これから長い時間を過ごす家での生活の仕方を建築家がご提案差し上げます。
資金や土地等、家づくりのご相談を随時承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
リビング階段のメリット・デメリットについてはコチラで解説しています⇩
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