2022/05/03
【定義が曖昧?】建築家・建築士・設計士の違いとは|仕事内容や国家資格の要否について徹底解説
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初めに、建築士と設計士と建築家は、注文住宅をこれからご検討される皆様は一度聞いたことがあるのではないでしょうか?
ネットを検索してみても、上記を同じような扱いをされていたりとあまり気にされることもないかもしれません。
今回はその違いについてお話ししていきたいと思います。
■建築家・建築士・設計士の違いとは?
建築士
まずは建築士についてです。
建築士の仕事というのは、みなさんがご想像の通り、建物の設計や工事管理などが主となります。
建築に関するさまざまな知識を持っていて、そのどれもがハイレベルです。
そして、最大の特徴は『国家資格』という公的なものであるという点です。
法的には、「一級建築士、二級建築士及び木造建築士をいう」と定義されており、
おのおのの資格によって設計や工事管理に携われる建築物が異なります。
特に一級建築士は難易度の高い国家資格として有名で、合格率はわずか1割ほどです。
建築士の行う設計又は工事監理は大変重い社会的責任の元にあり、公共的性格の強いものであると言えます。
それだけに、建築に対するプロ中のプロであることの証となります。
設計士
建設業界では、設計や補助業務を行う人を設計士といいます。
設計士という資格は存在しませんし、明確な定義もありません。
他の業界でも、機械や自動車、ボートなどを設計する人においても設計士といわれているため、設計士は建設業界に限った用語ではありません。
建設会社やハウスメーカー、建築設計事務所などに入社し、設計部署において設計業務に携わることができれば、建設業界の設計士ということになります。
建築家
この「建築家」という言葉(職業)の線引きはかなり曖昧です。
一般的には建築士資格を所有している方が多いのですが、資格がなくても建築や設計に携わる仕事をしているということで「建築家」を自称している方もいらっしゃいます。
Wikipediaによれば、『都市環境、建築物、および屋内外の環境を計画および設計する職である』とされています。
これは私個人の解釈になるのですが、建築家とは法的、構造的、だけでなく、利用者、周辺環境、全体を考えたデザインを業とする呼称だと認識をしています。
それゆえ、建築の知識だけではなく、人々の生活、それぞれの価値観など広範囲に深い造詣が求められます。
■なぜ建築家と注文住宅を建てるのか?
上記のように建築家とは全体を考えたデザインを行います。
建築物、特に住宅は人が住むことによって初めてその良さが現れて来ます。
ただ構造的に建物として成り立っているだけでは注文住宅を建てるメリットはあまりありません。
お施主様の生活をより豊にするためには、建築の知識だけでなく、利用者の生活スタイル、価値観なども考慮しなければいけません。
そういったところまで配慮をした設計をする方を我々は建築家と呼び、タッグを組んで家づくりを行っております。
最後に
建築家と作る家と聞くと少し敷居が高く感じるかもしれません。
しかし多くの建築家の先生と家づくりをしてきた我々だからこそ、その素晴らしさを多くの方に伝え、体感をしていただきたいと思っております。
ぜひ一度建築家との家づくりにに触れてみてください。
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