2022/04/17
注文住宅で失敗しないためのチェックリスト!~新築住宅購入の手順や予算の決め方を解説~
岡山県で建築家とおしゃれで高性能な注文住宅を建てるならBELLE HOME(ベル・ホーム)にお任せください!
ベル・ホームの青木亮輔です。
新年度になり、生活環境に変化があった方も多いのではないでしょうか?
私も子供が産まれて今住んでいるアパートが手狭になり、新居を検討し始めました。
住宅購入の検討を始めた方のほとんどが、「何から始めたら良いか分からない」とおっしゃいます。
そこで今回は住宅購入の手順と予算について考えてみたいと思います。
■注文住宅で失敗しないためのチェックリスト
住宅購入では決めることが多い!検討事項に優先順位を付ける方法
まず、住宅購入に際し皆さん何から検討していきますか?
選択肢は大きく分けて3つあると思います。
・土地(建てたいエリア)
・建物(お家全体のボリュームや形状)
・お金(住宅購入の予算)
私がお勧めするのはお金を最初に検討することです。
住宅購入の総額は、建物本体の金額だけではありません。
土地の購入費用や諸経費(登記費用、不動産屋さんへの仲介手数料、銀行の融資手数料やつなぎ融資費用、火災保険等)もかかります。
住宅購入の予算は、建物本体+土地+諸経費の合計金額となります。
仮に土地を先に決めてしまった場合、人気エリアの高額な土地であれば、建物本体に使えるお金が少なくなり小さなボリュームのお家しか建てられず後悔してしまうかもしれません。
建物を先に決めると、土地にお金がかけられず想定より郊外の土地しか購入できなかったことで通勤時間やご実家までの距離が長くなってしまうかもしれません。
そうならないためには住宅購入の予算を先に決めて、必ずかかる諸経費(どこの住宅メーカーや工務店で建てても金額は変わりません)を差し引いた残りの金額を把握して、土地と建物を検討するのが良い方法です。
ベル・ホームでは資金計画のご相談も承っております。
住宅購入の予算の考え方もお気軽にご相談下さい。
知らなかった!金額UP要素あれこれ
住宅購入の予算が決定し、土地と建物の概要が決定したら、建築予定のハウスメーカーや工務店から見積りをもらいます。
※住宅メーカーと工務店の違いについては過去に解説している記事を御覧ください⇩
この見積りにはそれぞれの会社であらかじめ決められた標準仕様(最初に提案する商品)の金額が入っています。
標準仕様に高グレードな商品が入っているか、安価な商品が入っているかで、見積り金額が変わります。
安く見せるために標準仕様を安価な商品で選定している会社は、その後の打合せで仕様を変更していくと金額が大きくUPするでしょう。
また仮に高グレードな商品で見積りされていたとしても、打合せしていくと金額がUPするのが一般的です。
例えば、、、
・住宅設備(キッチン、ユニットバスなど)
・外壁
・外構
・地盤補強
このあたりは金額が大きく変わる部分と言えます。
住宅設備を決める際、ショールームに実際の商品を見に行くのですが、例えばキッチンの場合
・センサー付きの水栓にしたい
・もっとお手入れが楽なレンジフードや加熱調理機器(IH又はガス)にしたい
・食洗機をアップグレードしたい
など、良いものを見るとどうしても金額UPしていくものです。
例えば新車を購入する際、カーナビやドライブレコーダーなど良いものを付けたくなるのと同じ感覚だと思います。
外壁にもサイディングや吹付、金属など様々な種類があり、それぞれメリットやデメリットがあります。
素材や張り方によっては倍以上金額差があるものもあります。
仕様決めの際にそれぞれの特徴を聞いて検討しましょう。
外構についても、お家が完成しお引き渡しの際に庭も綺麗にしてあるとより家が引き立ち、リビングで過ごす際にお庭の植栽を眺められるのはとても気持ちが良いと思います。
何も無くても住めないわけではありませんが、味気なく寂しい印象になります。
お家づくりと一緒に検討するのがベストです。
外構費用として予算どりしてある場合が多いと思いますが、カーポート・コンクリート・フェンス等どこまでしたいかで大きく金額が変わってくる部分です。
地盤補強費用も大きく金額が変わる可能性があるところです。
岡山県南部は比較的地盤が弱いと言われています。
地盤が弱ければ建物の基礎をしっかり支えるために地盤補強にお金をかかりますし、逆に、思っていたより地盤が強く、地盤補強の費用が少なくて済む場合もあります。
ただ、地盤を調べる地盤調査は実際に工事が始まる直前になるため、「思っていたより費用がかかった」ということも珍しくありません。
付帯費用と諸費用についてはコチラで解説しています⇩
■まとめ
その他にも、床材や造作家具など金額増減の要素はたくさんありますが、大切なのは最初にもらう見積りから金額が上がる可能性があると認識して住宅購入の予算を決めることです。
総額が増えれば住宅ローンの借入額も増し、月々の返済額も高額になります。
家づくりは家が建って終わりではなく、建った後も幸せに暮らすことが目的です。
ギリギリの予算で計画するのではなく、家族構成や子供の教育費、老後の資金までしっかり検討して予算を検討する必要があります。
ベル・ホームでは、定期的に「後悔しないための家づくり勉強会」を開催しています。
家づくりの手順や住宅づくりのコツなども説明させて頂きますので、お家づくりを始めたばかりの方は是非お越し下さい!