2022/04/13
【失敗しないコツ】注文住宅でおすすめの配線計画!あると便利なコンセントの場所
岡山県で建築家とおしゃれで高性能な注文住宅を建てるならBELLE HOME(ベル・ホーム)にお任せください!
こんにちは。ベル・ホーム インテリアコーディネーターの冨岡です。
(以下、インテリアコーディネータはICと省略させて頂きます)
新築注文住宅の場合、間取りが決まると次に外装、内装、設備の打合せをしていきます。
それから照明、配線、エアコン、ウィンドウトリートメント、外構と盛りだくさんの打合せが進んでいきます。
ベル・ホームでは建築家打合せからICも同席し、外構打合せまでお客様に寄り添い、予算を考慮しつつもお客様のご要望叶えるご提案を心掛けております。
今回はその中の配線計画についてIC視点でお話ししようと思います。
■インテリアコーディネーター目線の配線計画
配線計画の打合せまで進んでくるとほぼ家のイメージが出来上がっているので、より生活をイメージしながら計画していきます。
ICが配線計画考える時の頭の中で具体的にどんなことを想像しているかというと
①配灯計画(予算内でご要望も叶えつつ必要な明るさ確保、家の雰囲気に合わせて提案)
②照明のスイッチ計画(回遊動線によってはスイッチが増えるのでセンサーも積極的活用)
③図面の中で何度も歩き生活をイメージ(夜トイレやキッチン行くための照明点灯など)
④必須コンセント、ドアホン等配置(冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど必須コンセント)
⑤居室の家具位置を想定しコンセントやTV、LANを配置
⑥外構計画を想定し屋外照明、コンセントの位置検討
このような点に気を配っています。
②と⑤の位置についてICスタッフはいつも時間かけて検討します(かなり悩みます、、、!)
なぜなら、高気密高断熱住宅で外壁面は断熱材がみっちり入っているためなるべく削りたくない。
間仕切り壁側については、そもそもオープンな空間が多く壁が少なく、あっても耐力壁でなかなか難しい。
見た目も重視、場所によっては悪目立ちするのでそこも考慮。
なかなかICとしての力量を試されるのが配線計画なんです(笑)
お客様の生活が始まって「コンセントが足りない」「この場所は使いにくい」と後悔がないように毎回自分の家だと思って、私は一番配線計画に時間を費やしている気がします。
■注文住宅でおすすめの配線計画
次に、配線計画も提案時からお客様に将来を見据えた生活をイメージして配線計画を行います。
携帯電話、PC、タブレットやゲーム機器のコンセントが渋滞しないか?
我が家では携帯電話だけでも一人2台持ち(会社用と私用)になってしまい、それプラスPCとiPadとリビングの充電コードは大渋滞になってしまいました(苦笑)。
子供には自室で充電してくれと頼むが却下され充電器の取り合いは今後も続きそうです、、、
他にもACアダプターが大きい家電も多いのでコンセントが固まっていない方が良いこともあるので、何をどこで使うかコンセントの高さも一緒にしっかり考えましょう。
リビングのTVは壁掛け?置き型?DVDは?
最近は壁掛けを希望される方が多いですが、上棟してから約2週間後に気密測定と配線確認が行われるのでそれまでにTVのサイズと壁掛け金具を決めておくとスムーズに工事が進みます。
コンセントの高さ、位置決めに必要です。
DVDについては、TV下にTVボードを置く方、カウンターを造作される方がいらっしゃいますが、TV裏の収納内や離れた収納内に置きたいと言われる方もたまにいらっしゃいます。
その場合は空配管やHDMIなど先行配線が必要な場合があります。
そこまでこだわりがない方には私は置き型をおすすめします。
壁掛けの場合、壁掛け金物費も設置費用もプラスかかる上、配線確認時に「TVサイズは?」「金物はどんなもの?」と監督に早く決めてほしいとせかされます(笑)。
住まわれる直前までゆっくり考えたい方、TV台を置く予定の方にはTVは置き型がいいですよ。
LDKをよりすっきり見せたいから壁掛けを選ぶのか、将来模様替えしたいしTV機種変更等が自由な置き型にするのかじっくり検討しましょう。
掃除機の充電場所はどこにするか?お掃除ロボットの位置?スタンドタイプの掃除機は?
最近はすっかり充電式が定着しました。
お掃除ロボット人気がすごいですが、メーカーや機種によっては必要な有効寸法もあるので失敗がないように購入予定機種品も計画もして頂くと◎です。
スタンドタイプで壁取付けの場合、壁に下地補強が必要かどうかも検討しましょう。
季節物のクリスマスツリーや節句物を置く場所も忘れずに想定しましょう
クリスマスツリーも最近は種類が多くて、選ぶのも楽しいですよね。
せっかくなので家の中でも「この位置に置くとぜったいいい感じになるよ~」ってご提案することもよくあります。
その他常時電気を使うもの(必要な方限定)
ウォーターサーバーや水槽用、スピーカーやサーキュレーターなどなど
電気配線確認が必須の理由はコチラ⇩
■まとめ
ざっくりお話ししただけですが、このように配線計画はかなり奥が深いです!
照明計画でセンサーにしたいけど照明器具がセンサー対応していないとなれば、配線器具の方でカバーできます。
お客様のニーズによっては携帯や音声操作が出来るようにすることも出来ます。
新築だからこそ事前に計画しておくとあとあと楽なことがあります。
なかなか難しくなっているので都度知識を更新していく必要がありますが、
できるだけご要望に応えられるよう頑張りますので、やりたいことあればまずは話してみて下さい。それから一緒に考えていきましょう!