2022/04/02
家づくり経験者が語る!注文住宅の失敗談|後悔しないための3つのポイントを徹底解説
岡山県で建築家とおしゃれで高性能な注文住宅を建てるならBELLE HOME(ベル・ホーム)にお任せください!
ベル・ホーム 営業の青木です。
皆さんは岡山で家を建てたいと思ったら、まず何から始めますか?
私自身が岡山で家を建てた経験を基に家づくりをする上でまず押さえておきたい基礎知識を3ステップに分けて解説したいと思います。
■家づくり経験者が語る注文住宅の失敗談
まず、多くの皆様はネット検索から始められるという方が大半を占めるのではないでしょうか。
多くの住宅会社のH Pの施工事例の中から、好みに近いデザインの数社に興味を持ち資料請求をして、その中でも有力な3社位に絞って展示場予約する。
または、住みたいエリアの土地情報を多く掲載している住宅会社から絞り込む、という方もいらっしゃるかと思います。
住宅検討者の不安要素ランキングの第1位が、ハウスメーカー選びだそうです。
なるほど、納得です。
以前、私自身が住宅業界に関係のない会社に勤めていた際、
32歳に時に自身で住宅ローンを借り自宅を建てた経験があります。
当時の家づくり検討期の私は、ろくに家づくりの勉強もせず、
無知なまま10社以上の展示場をまわり、そのうち4社ほどにプラン作成と見積を出してもらいました。
自分で決めていた予算の上限(それが正しかったかどうかは不明)を決めて、大幅に予算オーバーする会社は除外しました。
残った住宅会社の中で、当月契約なら家電プレゼントキャンペーンという素敵な企画に乗っかり、深く考えもせずに銀行へ事前審査に出し、承認通知をいただくに至りました。
お金も借りられることになったし、数社からは値引きを引き出せそうだし、さあ、どの住宅会社を選ぶ??となった時、、、
んーーーー。
あれ??
何を基準に決めればいいんだっけ???
完全に迷子でした。
家づくり初心者の私にとってみれば、明確な基準がなく、各住宅会社の売り文句を鵜呑みにしている状態で、
で、で、で、
結局、何をどう選べばいいの?
私自身も、各住宅会社の工法の違いや保証期間、標準仕様の差や本体価格の違いなど、大きな違いがあることはその時点で理解はしていたつもりでしたが、
いざ、住宅会社を決める段階になって、何が自分に適しているのかがわからないことに気付いたんです。
某社の当月契約キャンペーンに乗っかって進めることも出来たのですが、それが自分にとっての【正解】かどうかがわからなくて、
結局、その住宅会社では契約する勇気が出ませんでした。
その後、悩みに悩み、紆余曲折の末、大手ハウスメーカーの規格住宅で建てる運びとなるわけですが。
良くも悪くも知らないことが多すぎて、自身も営業さんへもヤキモキしたことが多々ありました。
それでも、新築した新居への思い入れは強く、子供達と一緒に過ごして思い出もいっぱいできたので、当時悩んでいた私の背中を押してくださった営業さんにはとても感謝しています。
世の中には、口がうまくて多くの住宅を売り続ける営業マンもいれば、口下手だけど誠意を持って対峙される営業マンもいらっしゃいます。
私の家を担当してくださった営業さんは後者でした。
その時に担当して頂いたハウスメーカーの営業さんに影響を受け、
感化されたことがきっかけで、その後住宅業界へ転職をすることになり、
すっかり住宅営業という仕事に魅了され、今に至っております。
私のようにいざ家づくりを始めた多くの方が住宅選びの基準を明確に持たずに家づくりを進めてしまい迷路に迷い込んでしまうということは実際よく耳にします。
これから岡山で家づくりを始められる皆さんには少しでも後悔のない家づくりをしてほしい!
そのためには家づくりを進める上で必要な基礎知識を持ち自分自身の家づくりの基準を持つことが大切となります。
ハウスメーカーと工務店の違いについては、こちらをご覧ください。
■注文住宅で失敗しないための3つのステップ
さて、今の私の仕事は、
住宅検討者が、住宅選びの一定の基準を持ちながら、後悔しない家づくりができるようにアシストさせて頂くことです。
その結果、当社を選んでいただいても、当社を選んでいただかなくても、知らなくて損した、と後悔するお客様は減るはず。
そんな想いから、住宅検討を始められたお客様には、
まず知識をつけて頂くことと、疑似体験して頂くことを強く強くお勧めしています。
①家づくりの正しい知識を知る
家づくりの基礎的な知識や、日々進化している住宅性能やメリットデメリットを知ることが非常に重要です。
そこを怠ると夏暑い冬寒い家に35年住宅ローンを払い続けることになります。
車の燃費が見えるように、今は住宅も燃費が見える時代です。
補助金や税制優遇、住宅ローンの賢い選び方を知ることや、
自分達に合った住宅会社を見極める方法を学ぶことも、住宅会社選びの第一歩です。
YouTubeでも住宅性能に関してのコンテンツが沢山ありますので、チェックしてみてください。
ベル・ホーム公式You Tubeチャンネル→【徹底解説】死亡リスク4.9倍!?高気密・高断熱住宅とは
②実際に建てられた先輩オーナー様お宅訪問でプロセスを知り疑問を解消する
実際に検討されている住宅会社で建築されたオーナー様のお宅を訪問し、
住み心地や成功や失敗など実際の経験談をお聞きしたり、住宅会社検討のプロセスを確認しましょう。
採用して良かったことや後悔したこと、住み心地や体感など、先に体験されたオーナー様の貴重なご意見は宝物です。
私の見解ですがオーナー様の訪問ができない会社はそもそも選択肢に入れない方が無難でしょう。
住宅会社とオーナー様の関係性がそこでわかります。
営業マンの言いなりになって取捨選択を間違えないように、家づくりの先輩としてのご意見を伺って、大いに参考にさせて頂きましょう。
③自分たちの資金計画をたてる
住宅計画に於いて、住宅会社を決める前に資金計画の見える化をすることが勝負の別れ道と言っても過言ではありません。
あらかじめ総予算を決め、それぞれに予算配分をしておくことで、
不慮の出費を防ぎ、計画をスムーズに進めることができます。
長期にわたる返済計画とライフプランシミュレーションを重ねることが重要で、
例えば、子供の大学進学等で教育費が嵩む時期の資金ショートを予め防ぐことができます。
将来の家族構成の変化や、老後の資金確保に至るまでを想定し、無理な返済計画をせず、手元資金に余裕を持たせることがポイントです。
営業マンの中には、年収を聞き、そこから借りられる額いっぱいで計画する人もいますので、もし年収を聞かれたら要注意です。
あくまでも、家族が豊かな暮らしをするための新築計画ですので、これも騙されないように予め資金計画を立てておくことが非常に重要です。
住宅ローンや金利の基礎知識について、こちらで解説しています。
■まとめ
①②③のステップは家づくりを検討し始めた時からスタートできます。
まずはこのステップを踏んでから、いろんな住宅会社を巡りましょう!
上記ステップを踏まずして、土地提案されたり、間取り提案される会社は要注意です。
基本的な知識を持って臨むのと、当時の私みたいに無知な状態で各社商談するのとでは、出来上がったものに雲泥の差が出ます。
私は①〜③まで、一つもステップを踏まずに進めてしまった為、その後数々のトラブルに見舞われることになります(もしご興味があれば直接聞いてください!)
住宅購入は、車やお洋服みたいに一定の使用期間が過ぎれば簡単に買い替えできるものではありません。
口のうまい営業マンに言いくるめられない為に、自身で情報の見極めができるようになれば、そこからが家づくりプロジェクトのスタートです。
これから家づくりを始めようとされている方や検討したい方は、当社でも定期的に「後悔しないための 賢い家づくり勉強会」を開催していますので、ぜひご活用いただけたらと思います。
自分自身の家づくりでは満足していますが、反面、後悔していることも多いので、これから岡山で家づくりに取り組まれる方は、しっかり知識を身につけることから始められてはいかがでしょうか。