2019/11/10
今や「高断熱住宅」は当たり前!
前回の家づくりコラムで
「快適に生活するには気密性が大切ですよ」
とお伝えしましたが、
いくら気密性能が高くても、窓や壁の断熱性能が低ければ
快適に暮らすことはできません。
では高断熱のメリットについてご説明しましょう。
ポイント①結露が起きにくい
断熱性が低い住宅で暖房すると、
冷えている壁の表面で結露が発生します。
この繰り返しによりカビが生え、そこにダニが繁殖します。
カビの胞子やダニの死骸は人体にも悪影響を及ぼします。
しかし高断熱住宅では結露が起きにくいので
カビやダニの発生を防いでくれます。
ポイント②部屋間の温度差が少ない
みなさんはヒートショックという言葉をご存じでしょうか。
暖かいリビングから寒いトイレに行ったときなど、
急激な温度変化で血圧が急上昇、または急降下してしまい、
脳梗塞や心筋梗塞につながったりする危険な現象です。
実は家庭内の事故で亡くなる方は交通事故で亡くなる方の約4.9倍。
その原因のほとんどがヒートショックによるものだそうです。
高断熱住宅では、リビングや寝室、トイレ、お風呂、洗面所などの
温度差が少なくなるので、ヒートショックの危険から守ってくれるのです。
ポイント③ランニングコストの削減
高気密・高断熱の省エネルギー住宅にすれば、
同じ面積の住宅でもエネルギー消費量が少なくなることに加え、
従来より小型の冷暖房器具にすることができ、
ランニングコストだけでなくイニシャルコストの削減にもつながります。
ポイント④高性能だから実現できる「広がり」
小さな部屋を廊下でつないでいるプランを、
ブドウの形に例えて「ブドウの平面」と呼んでいます。
このプランは部屋どうしのつながりがスムーズではありません。
一方、小さな部屋の集まりではなく、
ひとつの大きな空間をベースにしているプランは
「リンゴの平面」と呼んでいます。
断熱性能が悪い家は、リンゴ型だと寒くて暑い家になります。
つまり、広々としたLDK、吹き抜け、大きな窓などを希望している場合は、
高性能住宅であることが必須ということです!
このように、断熱性能を高めるということは
カラダにもお財布にも優しいということですね。
このような家づくりの豆知識を学べるのが、
「~知らなきゃ損する~ 後悔しないための賢い家づくり勉強会」です。
ベル・ホームのモデルハウス等で開催していますので、
初めての家づくりに不安や悩みを抱えていらっしゃる方は、
ぜひ参加してみてください。
近々では、11月17日(日)10:00~12:30に県北にある
「BELL HOME 美作オフィス(美作市入田247-1)」で開催します。
詳細及び参加申込みはこちらから。
不定期開催なので、スケジュールはイベント情報を時々チェックしてくださいね。