2019/01/24
建築家の視点
こんにちは、鈴木です。
前職では旅行雑誌の編集者をしていましたので、西日本各地にあるほとんどの神社仏閣に取材で行ったことがあります。
その中でも思い出に残っているのは、広島宮島の厳島神社、今治市大三島にある大山祇神社など。
厳島神社はもちろん海に立つ大鳥居、大山祇神社は境内にある推定樹齢2600年の大楠。
神社の建物よりも、そういった“有名シンボル”があるところがやはり思い出に残ります。
そんな浅い凡人の私と違い、さすが建築家!と感動した出来事が先日ありました。
建築家打ち合わせの前に、H様というお客様の建築予定地を下見に行った帰りのこと。
「吉備津神社」が近くにあることを知った建築家の藤田摂先生の希望で、立ち寄ることに。
「木製の回廊が長いなー」とか、「境内外に軒を連ねる屋台が昔と違ってプレハブになってる」とか、子どもみたいな感想しか言わないのに私と営業の守屋さんに、本殿の比翼入母屋造がどれほどすばらしいのか説明をしてくださったのですが、
最後まで私と守屋さんはそのすばらしさを心から理解できず。
本殿、回廊の途中で子どものように夢中になって写真を撮っている藤田先生を見て、本当に建築を愛しているんだなと感動しました。
建物を知り尽くした建築家だからこそ、お客様の理想や要望を取り入れつつ、その一歩先を行くプランを作ることができるんですね。
そういった建築家の人の家づくりへの想い、家づくりの進め方が分かるイベントを今週日曜日、1/27に開催します。
「家づくりCAFE ―アトリエ建築家を知ろう―」
講師は戸田悟史氏。東京の株式会社トダセイサクショ一級建築士事務所の建築家です。
あと少し席に空きがありますので、お電話、またはホームページ、メールでお申込みください。
■電話:0120-960-955
■メール:fukui@satoukensetsu.co.jp