2015/01/15
「家は夏をむねとすべし」は嘘?
新年明けましておめでとうございます。と言い続けて、気がつけば、もう1月の半分が終わってしまいました。今年も、忙しさに追われる1年ということでしょうか。
先週の1月6日付けの日本経済新聞で「日本の住宅、なぜ寒いの?」という特集記事が掲載されていました!
普段、我々が訴え続けてきた、いかに今の基準では「日本の家が寒い」のかを丁寧に掲載されていました。記事にあるように、そもそも日本の家づくりは吉田兼好の『徒然草』の「家の作りようは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる」ということを基本に考えられています。
しかし、先進国の中で、日本ほど寒い国はなく、従来の日本人は寒さに対しては「我慢」で臨む。これは、日本人の美徳では無いような気がします。
事実、低温は万病ともとといわれるように、交通事故で無くなる人の約4倍の人が、家の中で無くなっているという調査もあります。「寒い家」は危険なのです!
住宅が健康に及ぼす影響は今では各大学で研究をされています。
当社でも、新築はもちろん断熱改修という方法で、「寒い家」を「暖か家」にするリフォームも展開しております!
高気密・高断熱の家や断熱リフォームは、どうしても、省エネのほうのイメージが先行しますが、「健康のため」という側面からのご検討をしていただけたらと思います。
ますなが